こんにちは、ロジカル就活インターン生です。

今回はカメラから化粧品、精密機械まで扱う会社、富士フィルムを分析していきましょう!

富士フィルムの大転換

1980年代以降、写真フィルムが好調だった時代の中で、富士フィルムは写真フィルムの事業に危機感を持っていました。デジタル化の波を受けて、コア事業の1つであったフィルム事業の大幅縮小という危機を迎えました。それを受けて、自社の技術力を生かせる分野に力を入れる形に転換しました。高機能材料事業や複合機などのドキュメント事業、医薬品や化粧品等のメディカル事業を展開しています。富士フィルムが現在様々な事業を行っているのは、自社の事業の衰退を予見しその中で自社の強みを生かしてきたことの表れだと思います。

 

次はそんな富士フィルムの事業をセグメント別に見ていきましょう!

富士フィルムの事業領域は大きく三つに分かれており、それぞれ、イメージングソリューション・ヘルスケア&マテリアルズソリューション・ドキュメントソリューションの3つを柱にしています。

<イメージングソリューション>

カラーフィルムやデジタルカメラ、光学レンズ等の分野を扱っています。フィルムという名前のイメージ通り、カメラやレンズ類を扱っています。

<ヘルスケア&マテリアルズソリューション>

ヘルスケアでは、人々の健康に関わる「予防」「診断」「治療」にビジネスを展開しています。

また、デジタルデータのバックアップ、印刷関連をはじめとしたグラフィックシステム、ディスプレイに関する事業を展開しています。

<ドキュメントソリューション>

ここは富士ゼロックスが事業を展開しており、事業内容は複合機などのドキュメント事業、クライアントの業務効率化や働き方改革の貢献をしています。

[2017事業セグメント別売上高構成比]

[年度別事業セグメント別売上高構成比]

富士フィルムの事業は富士ゼロックスの担当しているドキュメントソリューションが収益の4割を占めています。富士フィルムは元々フィルムの会社ですが、イメージソリューションの売上高の割合は決して高くないことが分かります。

富士フィルムの事業転換が功を奏していることがわかります。

自社の技術や資源・強み、それに対応する市場や商品の整理。既存市場と新市場、既存技術と新技術のマトリックスで分け、事業を区分けしていくことで事業の転換を可能にしました。

自ら変化できる企業であることが、富士フィルムがリーディングカンパニーである秘訣なのではないでしょうか。

 

参照

富士フィルム事業内容

事業内容 富士ゼロックス

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