貸借対照表って聞いたことありますか?学生には聞きなれないと思いますが、企業の一時点での財産の状態を示しており、会社のプラス・マイナスを含めた全財産を見ることができます。就活においても貸借対照表は役にたつので、貸借対照表の見方を確認していきましょう。

貸借対照表は大きく資産、負債、純利益、の3つの要素から成り立っており、

資産=負債+純利益 の式が成り立ちます。

貸借対照表をみることで分かることは、

  • 会社のお金の調達先と何に使ったのかの内訳
  • 会社の安定性
  • 会社の支払い能力

 

貸借対照表を見るポイント

1自己資本比率

自己資本比率をみることで、会社の安定性や健全性をみることができます。

自己資本比率とは、会社の財産のうち、純利益(資本や利益の積み上げ)の比率を計算したものです。

自己資本比率(%)=自己資本(純利益)÷総資産(資産の総合計)×100

 

一般的に自己資本率が高いほど経営は安定し、倒産しにくいといえます。自己資本比率が高いということは、返済すべきお金の割合が少ないことを表すので、会社が自社の力で経営できているといえる

ただし、業界により基準は異なるので、同業種ごとに見るのが適切です。

 

2流動比率

流動比率をみることで、会社の支払能力をみることができます。

流動比率とは、短期的に支払義務が到来する流動負債に対して、短期的に現金化できる流動資産の比率を計算したものです。

流動比率(%)=流動資産÷流動負債×100

流動比率が高ければ、支払い余力があることがわかる

流動比率が低いほど、負債が多いことになり、短期的な支払能力が足りないことを意味します。

 

3当座比率

当座比率の元となる当座資産は流動資産のうち現金化しやすい、現金、預金、売掛金、受取手形などを合計した資産のことです。当座比率が高いと、より支払い能力があることが分かります。流動比率より、厳密に支払能力をはかるものと考えていいです。

 

用語

資産:会社が持っているお金であり、流動資産と固定資産に分類されます

流動資産:1年以内に現金化できる資産(現金、預金、株券、債券、売掛金など)

固定資産:長期にわたり保有する資産、(土地、建物、機械、特許権、ソフトウェアなど)

負債:会社が返さなければならない借金であり、流動資産と固定資産に分けられます

流動負債:1年以内に支払わなければいない借金(買掛金など)

固定負債:1年以後に支払わなければならない借金(社債など)

資本:投資家から集めたお金と会社の利益の総計