就活での有価証券報告書の活用法とは!?

就活での有価証券報告書の活用法とは!?


こんにちは、ロジカル就活です!
今回は有価証券報告書の活用についてご紹介します。
有報・IR情報なんていう言われ方もしますね。有価証券報告書の就活における活用法をご紹介します!!

○有価証券報告書とは

有価証券報告書は、企業が年度ごとに作成する企業の開示資料です。
投資家や株主に会社の今期の財務情報や経営情報を提供し、投資の判断などに使われます。
上場企業は有価証券報告書の作成が義務づけられています。そのため同業他社との比較等に使うことができます。
主な内容としては、事業の内容・経営上のリスク・事業のリスク・従業員の状況・財政状況、等が記載されています。

ただ、有価証券報告書は100ページに上るものもあり、どこで何を見ればいいかを判断できる学生は少ないでしょう。

○活用法

就活における活用法として、以下のものが挙げられます。

1.企業研究で使う
2.逆質問・OB訪問に備える
3.入社する企業を決める

 

1.企業研究で使う

就活で企業研究をしていく中で、同業他社の比較や事業内容の理解が不足してしまうことも多いと思います。
有価証券報告書の活用により、客観的に企業の比較をし、事業の内容やリスクについて把握できます。
見るべき事項は、

【従業員の状況・事業等の概要・事業等のリスク・経営方針・対処すべき課題・財務情報】

です。

【従業員の状況】
従業員の状況では、従業員数や平均勤続年数、平均年間給与などの情報が記載されています。
従業員の勤続年数などを見れば、早期退職者が多いかどうかについて推測できます。直接社員に聞きにくい平均年収なども把握できます。
従業員の状況を読むことで、その企業で働いている人の大まかな勤務状況が分かります。
同業他社との比較により、「ここの会社は他社よりも早期退職が多そうだ」「同じ業界でも平均年収にこんな差があるんだ」といったことが読み取れます。

【業績等の概要】
業績等の概要では、セグメント別・地域別の業績などが記載されています。
企業によって得意とする分野や地域が異なり、そういったものを同業他社と比較することで各社の強みや特色が浮かび上がります。
「調べてみると自分が思っていたイメージと違った。」ということあると思います。企業の事業について間違ったイメージを持ったままでは危険ですので、チェックしておきましょう!

【事業等のリスク】
事業等のリスクでは、企業が課題と認識していることについて記載されています。
業界や企業にどのような課題やリスクが存在し、企業が何を課題として認識しているかを読み取ることができます。
同業他社との比較の中で、共通しているものがあれば業界全体の課題やリスクと考えて良いでしょう。
会社説明会やOB訪問ではこういった情報を伝えることは稀ですから、マイナスな情報を探す時こそ有価証券報告書は有益です。

【経営方針】
経営方針についての見ることで、企業の目指す方向性の理解に繋がります。企業の経営方針はホームページによく載っていますが、正直あれを見ても何も分からないですよね。
経営方針についてはもっと具体的に記載されており、企業の現在の方針が見えてきます。
同業他社との比較により、各企業の経営方針の差が浮き彫りになります。

【対処すべき課題】
対処すべき課題を見ることで、企業の現在の課題が分かります。
業界が抱えている問題、企業が抱えている問題を認識することで、その企業の置かれている状況についての理解が進みます。
ここまで見れば、深い業界研究・企業研究が出来るのではないのでしょうか。

【財務情報】
財務情報については、別の記事で説明します。
財務諸表の中には、貸借対照表損益計算書キャッシュフロー計算書があります。
財務情報を見て比較することで、企業の安定性や将来性を客観的に見ることができます。
経営情報に基づいた企業の比較についてはロジカル就活をご覧ください!

 

2.逆質問・OB訪問に備える

就活の面接において多くの学生が苦手とするものに逆質問があります。
「最後に何か質問はありますか?」
そんなこと聞かれても何聞けばいいんだろう…。
そんな悩みも有価証券報告書で解決できます。また、OB訪問で質問する際にも活用できます。
逆質問・OB訪問では
【事業の内容・実績等の概要・対処すべき課題】
が有効です。

事業の内容や業績の概要・対処すべき課題から企業の置かれている状況を認識し、そこから気になったところを質問してみてください。
企業が出している公式な情報から質問を考えることで、的外れな質問になりません。
有価証券報告書まで調べて質問する人は多くないので、他の就活生と大きな差を付けることができるでしょう。
逆質問は多くの就活生が困るところですが、有価証券報告書まで目を通すことで対策可能です。

3.入社する企業を決める

入社する企業を決める際にも有価証券報告書は有効です。
その際、【企業の概況・事業の内容・財務情報】
を是非参照してみてください!

就活生企業の概況、事業の内容、経理の状況を参照すれば、同じように見える同業他社にも違いが見えてきます。
また、同業他社の比較を通して業界全体の課題も見ることができます。業界全体の状況を把握し、企業ごとの事業や課題を知ることで、業界や企業の立ち位置が見えてきます。
【財務情報】
財務情報については、別の記事で説明します。
財務諸表の中には、貸借対照表損益計算書キャッシュフロー計算書があります。
財務情報を見て比較することで、企業の安定性や将来性を客観的に見ることができます。
経営情報に基づいた企業の比較についてはロジカル就活をご覧ください!

特に財務情報は経営状態を見るうえで参考になります。

就活において企業の知名度や雰囲気に基づいて企業を判断してしまうことも多いです。
有価証券報告書の活用により、企業を客観的に比較したり逆面接やOB訪問、ESに活用しましょう。

○終わりに

ここまで、有価証券報告書を用いた企業研究を紹介しましたが、正直自分でやるのは難しいですよね。
当社は有価証券報告書を就活生向けにまとめ直したSRレポートというものを掲載しています。
是非、ロジカル就活をご覧ください!

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