【楽天】Eコマースだけじゃない!「楽天経済圏」構想とは??

【楽天】Eコマースだけじゃない!「楽天経済圏」構想とは??

○はじめに

楽天経済圏という言葉を聞いたことがありますか?楽天エコシステムとも呼ばれています。

1.共通のIDで様々なサービスが利用できる

2.楽天スーパーポイントが利用できる

この二つのメリットを武器に9000万人を越える会員数を持つ巨大なエコシステムを展開しています。

楽天は、Eコマース、FinTech、デジタルコンテンツ、通信など、70を超えるサービスを展開し、世界12億以上のユーザーに利用されています。これら様々なサービスを、楽天会員を中心としたメンバーシップを軸に有機的に結び付け、他にはない独自の「楽天エコシステム」を形成しています。

楽天会員は共通のIDで、エコシステム内の複数のサービスを利用できるとともに、「楽天スーパーポイント」を買い物やサービス利用時に貯めたり、使ったりすることができます。ライフシーンを幅広くカバーする利便性の高いサービスを提供することで、顧客のエコシステム内への流入拡大やグループサービスの複数利用、回遊的・継続的なサービス利用を促進しています。

現在、楽天会員数は2018年6月末時点で約9,870万を誇り、グループサービスを2つ以上利用したユーザーは68.4%と非常にアクティブなユーザーを抱えています。これらのユーザーに対してプロモーションを行うことが可能です。楽天は、広告主様の課題に応じて効果的なソリューションをご提案いたします。(引用元:1分でわかる楽天エコシステム(経済圏)

 

○楽天の事業内容

 

E-コマース

 

有名な楽天市場やラクマから、楽天カフェ・楽天ロジスティクス等多岐にわたる事業を展開しています。

カード・決済事業

楽天カードや楽天Edy、楽天ポイントカード等がカード・決算事業に当たります。Eコマースを活用する上でカードや決済の仕組みは不可欠で、カード・決済事業を楽天グループ自身で持つことでは強みであるといえます。

銀行

楽天が銀行業をしていることはあまり知られていないのでは?楽天銀行ではセブン銀行やゆうちょ銀行ATMでお金を下ろせたり、ATM利用・入金・振込で楽天スーパー7ポイントがたまるお得なサービスを展開しています!

証券取引サービス

楽天会員なら30秒で証券口座が開設できるのは大きな魅力です!証券口座の開設はなんとなく面倒くさそうですが、30秒で始められるならサクッと始められるのは楽天ならでは。楽天銀行とのマネーブリッジにより金利が高くなるといった魅力もあります。もちろん、株式取引に応じて楽天スーパーポイントがつきます。ここまで書くと、楽天内の共通IDと楽天スーパーポイントの魅力がかなり感じられますね。

保険

医療保険や生命保険の提供、保険商品の比較や相談のできる代理店を運営しています。ITを活用し、保険料をもっと安く、保障をもっとわかりやすく、簡単手続きでもっと入りやすく、を掲げ展開しています。

ネットでの通信販売と代理店の対面販売を行っています。料金が安いことが魅力となっているようです。

スポーツ&カルチャー

東北楽天イーグルスやヴィッセル神戸を運営しています。スポーツでいえば、楽天はバルセロナのスポンサーもしていましたよね。楽天は広告としてのプロスポーツの活用に積極的な企業であるといえるかもしれません、

通信ソリューション

楽天モバイルなどがこれにあたります。BtoCの事業としては楽天モバイルが上げられますが、IP電話、Web RTCなどBtoB向けの通信ソリューションも提供しています。

デジタルコンテンツ

就活生の皆さんがつかう「みん就」はデジタルコンテンツの領域に入ります。

その他では楽天ミュージック・楽天レシピなんかも展開しています。

生活・レジャー

楽天トラベル・楽天GORA(ゴルフ場予約等)・楽天ウェディング等があります。その他電力エネルギー関連などにも参入しています。楽天トラベルではインターネット上での宿泊施設の紹介だけでなく宿泊施設へのコンサルティングも行っています。楽天トラベルの運営の中で蓄積したデータ等をもとにコンサルティングをしているのではないのでしょうか。

広告・メディア

アフェリエイト・オンラインマーケティング・デジタルマーケティングなどの事業を行っています。

楽天ブログなんかはお馴染みですよね。

 

楽天の事業としては、登録の面倒くささを共通IDにより解消し、利用の度にポイントがたまることが魅力となっています。ポイントがたまるには利用額が大きいサービスほどポイントがたまるということなので、クレジットカードや銀行・証券・保険など事業のと相性がいいといえます。

楽天としては価格帯の大きいサービスを利用し、そこで得たポイントを楽天市場などで使ってもらう狙いではないでしょうか。

楽天の事業展開の考え方は、単一の物やサービスの消費ではなく、消費者が持続的に楽天のサービスを利用する動線を作ることと捉えていいと思います。

まさに「楽天経済圏」そのものですよね。

○楽天 現在の注力分野

2018年度8月の決算資料から今後の動向を見ていきましょう。

楽天は今後の注力分野としてEC・Fintech・通信の三つを上げ、それぞれ、ワンデリバリ―・決済・MONを施策としてあげています。

ワンデリバリ―のサービス概要は以下の通りです。

1.「ワンデリバリー」構想について

 昨今、インターネットの発展に伴い、EC(電子商取引)は現代の生活に必要不可欠な社会基盤として浸透しています。一方、物流量が増大していることから、国内の物流業界において、不在再配達の増加や人手不足などが社会問題化しています。また、EC店舗においては、昨年からの宅配総量規制や宅配運賃の値上がりの影響から、安定した店舗運営やユーザーへの質の高い配送サービスの提供が困難になっています。

こうした背景から、楽天は「楽天市場」の出店店舗を対象に、商品の保管から配送までの包括的な物流サービスの提供をさらに加速することで、安定したEC店舗運営に寄与します。また、商品の注文からお届けまでの仕組みを一気通貫で整備することで、お客様満足度向上を図ります。

具体的には、商品の保管から出荷までの物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」の物流センターを全国に拡大していきます。省人化・自動化の倉庫機器を導入した効率的な物流センターを運営し、楽天の購買データやAI技術の活用による受注予測、在庫情報の連携を通じて最適な在庫配置を行うことで、配送スピードの向上および倉庫作業コストと配送コストの削減を目指します。

さらに、ユーザーに商品のお届けを行う楽天独自の配送サービス「Rakuten-EXPRESS」の配送エリアを全国主要都市へ拡大していきます。同時に、「楽天市場」のお届けに関するUI/UXを見直すことで、受け取り場所や日時指定、お届けスピードの選択肢の拡充や、複数注文を一度でまとめてお届けするなど、より利便性の高い配送の実現を図ります。

また、自社物流機能の整備に加え、関連する様々な企業との連携を通じて、「楽天市場」に関わる物流を一元的に管理する包括的な物流網を構築していきます。利便性の高い新しい物流サービスを構築することで、EC店舗とお客様の多様なニーズに応えていきます。

(引用元:楽天、包括的な物流サービスを提供する 「ワンデリバリー」構想の実現に向けた取り組みを本格化)

 

これらから得たビックデータとグローバルネットワークを広告事業や投資事業へ活用することを目指しています。個人の情報はIDにより管理されているので、個人個人の消費行動をとらえやすいといえます。個人に関する複数のサービスの利用情報が分かることで、ビックデータの活用の幅は大きく広がると考えられます。

投資事業については、楽天経済圏とシナジーのある企業へ投資し、楽天経済圏の拡大を目指しています。

そのために新たな体制づくりも構想している楽天。ますます目が離せません‼

就活トリビアカテゴリの最新記事