【企業比較】学生人気の航空業界‼ JALグループとANAグループの違いは何?? 

【企業比較】学生人気の航空業界‼ JALグループとANAグループの違いは何?? 

○はじめに

学生の認知度が高いけれど、比較が難しい同業他社。

このシリーズではそういった企業の比較をしてみようと思います!

企業の知名度の高さを「就活人気ランキング」から見てみましょう!

1位 日本航空(JAL)
2位 伊藤忠商事
3位 全日本空輸(ANA)

4位 三菱UFJ銀行

5位 トヨタ自動車

6位 三菱商事

7位 サントリーグループ

8位 東京海上日動火災保険

9位 資生堂

10位 東日本旅客鉄道(JR東日本)

引用ページ:【就職希望企業ランキング】2019年卒の就活生が選ぶ人気企業とは?

 

航空業界や総合商社は2社ずつ入っており、学生に人気の業界といえます。また、トヨタ自動車等のグローバルメーカー、BtoCの有名企業が名を連ねています。

今回は就活人気ランキング1位と3位に入ったJALとANAの事業について比較してみましょう!

 

○航空業界を取り巻く環境

今の日本の航空業界全体に言えることは、訪日外国人増加による収益増加とLCC(格安航空会社)の増加です。

引用元:昨年の訪日客、2869万人 5年連続で最多更新-朝日新聞デジタル

訪日外国人の増加に伴い、航空業界全体で業績が改善しています。訪日観光客の多くはアジア圏からきており、アジアの空港からくる旅客機の本数も増えています。2,500万人を越える外国人が飛行機を使うわけですから利益も大きいですよね。

LCCは格安航空会社のことです。ジェットスタージャパンやエアジャパンなどがこれに当たります。

LCC事業についてはANA・JAL共に積極的に参入しています。

例えば、格安航空会社であるバニラ・エアはANAとエアアジアが共同出資して設立したものです。さらに、ピーチ・アビエーションの子会社化を実現しました。

 

訪日外国人の増加による収益増化LCC(格安航空会社)の増加

 

 

○JAL vs ANA

 

JALとANAの事業や業績について比較してみましょう!事業比較・LCC事業・経営情報について比較します。

 

・事業比較

JALグループの事業

航空運輸事業・空港旅客サービス・グランドハンドリング・整備・貨物・空港周辺事業・旅客販売・パッケージ旅行の販売・クレジットカード事業・機内食・燃料・不動産,建設・商事流通・情報・文化,教育,人材

参照: JAL 事業紹介

 

ANAグループの事業

航空運輸事業・商社,商業・セールス&マーケティング・人材,ビジネスサポート・調査研究,シンクタンク・IT・フライトケータリング・貨物,物流・不動産,保険,ビルメンテナンス・コネクトセンター・車両整備・航空整備事業・空港地上支援

参照:ANAグループの事業

まずざっと目を通して思うのは。航空会社の事業の多さ。

航空業界=航空運輸事業

という認識をもつ学生は少なくないのではないのでしょうか?

もちろん貨物などの事業もしていますし、整備や物流についても航空業に必要な事業ですもんね。

ここで気になるのが両社に該当するITや商社事業です。例えば、JALグループで商事流通を事業としているJALUXは空・空港関連事業・保険や不動産・空港店舗や通信販売などのリテール事業、食品やワインを取り扱うフーズ・ビバレッジ事業など、様々な事業を行っています。

ANAグループには株式会社ANA総合研究所があり、航空事業についての研究や地方活性化のサポートなどを行っています。

航空業界=航空運輸事業

というイメージの人には意外だったのではないでしょうか。

 

・LCC

JAL

ジェットスタージャパン 

新LCC(中長距離線)参入予定

LCC事業についても両社はしのぎを削ります。LCCに早くから参入していたANAは今年3月にピーチ・アビエーションとバニラエアの統合を発表。

JALは現在のジェットスターに加え中距離線のLCCを2020年夏ダイヤからの運行を目指します。

 

・経営指標

社名 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 営業利益率 ROE 自己資本比率
ANAホールディングス 1,971,799 164,516 160,636 143,887 8.3 14.3 38.8
日本航空 1,383,257 174,565 163,180 135,406 12.6 12.7 56.6

2017年ANAホールディングス有価証券報告書/2017年日本航空有価証券報告書) 単位は(百万円)

 

ANAとJALの比較をすると、取引額の大きさであればANAの方が大きいですが、利益はJALの方が上回っています。自己資本比率は40%程度を超えると優良であるといえるので自己資本比率については両社とも高いといえます。ROEについても8%を超えると投資効率が高いといわれていますが、両社ともその基準を超えています。

以上の経営情報の解説に関する記事は今後掲載する予定です。

 

経営情報は企業比較に役立ちますが、他業界では適切に比較できないのでご注意ください!

 

 

○おわりに

ANAとJALの事業や経営情報についてまとめました。

アジアからの観光客の増加やLCC事業参入が両社が現在直面している状況です。

国内にいかに外国人観光客を取り込めるか、国際線でいかに存在感を示せるかが今後の両社の課題になっていくのではないのでしょうか。

 

 

 

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